北氏の暴露本「光GENJIへ」の裏にある村西監督のジャニーズ潰し

村西とおる
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北公次氏の経歴

北氏は1968年にフォーリーブスのメンバーとしてデビューしました。フォーリーブスは初期のジャニーズ事務所を代表するグループでしたが、1978年に解散。北氏は解散と同時にジャニーズ事務所を退所しました。

1979年、覚せい剤取締法違反で逮捕。金銭的に行き詰まった北氏に接触したのが、ジャニーズ事務所を糾弾するためジャニーズの裏情報を募集していたAV監督の村西とおる氏でした。

北氏は村西氏との出会いがきっかけとなって、1988年に半生記「光GENJIへ」を出版。ジャニー喜多川氏やジャニーズ事務所に関する暴露など、ジャニーズ批判が主な内容でした。後年、ギャラに目がくらんで恩人を裏切ってしまったと後悔の念を述べています。

2012年、肝臓がんのため死去。亡くなる前日には自身の公式サイトに、ジャニー氏・メリー氏への感謝を伝えるメッセージを残しました。

ファンの皆様 お世話になった皆様へ

本当に本当にありがとうございました。

北公次としての人生を全う出来た僕は本当に幸せでした。

大好きなステージを沢山させていただきました。

きっと

僕からのこのメッセージを読んでいただける頃は

もう僕は居ませんがみんな悲しまないでね。

僕は空からみんなを見守るよ!

ありがとうを言うのもこれで最後です

今まで応援ありがとうございました。

そして最後にどうしても言わせていただけるなら

ジャニーさん

メリーさん

ありがとうございました

感謝しています。

2012年2月21日

北公次



「光GENJIへ」について

北氏の著書「光GENJIへ」は、ジャニーズ事務所に関する最初の暴露本としてベストセラーになりました。

くたばれ芸能界!光GENJIがテレビで歌っているのを見ていたら、ふと、フォーリーブス時代の俺の悲しい体験が、走馬灯のように甦ってきた…。少年愛にとりつかれた男が経営するジャニーズ事務所にいるアイドルたちよ、俺の二の舞にだけはなってくれるな!幾多の苦難を乗りこえて、今、北公次の復活宣言。

引用:光Genjiへ / 北 公次【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア

この本は北氏の一人語りの形式で書かれていますが、実際には村西氏と関わりの深かったライターの本橋信宏氏が、北氏へインタビューした内容をもとに執筆しています。(2023年に本橋氏自身が告白)



村西氏と北氏

村西氏は、自身が監督として撮ったアダルトビデオをめぐってジャニーズ事務所と対立。このことをきっかけにジャニーズ告発キャンペーンを始めた村西氏が、芸能界を離れていた北氏を引っ張り込み、「光GENJIへ」を書かせました。

アダルトビデオの”巨匠”村西とおる監督が、元アイドルの北公次に接近中という。

北は、フォーリーブスのメンバーで、ジャニーズ事務所の黄金時代を作ったタレントだ。ジャニーズと聞けば、村西監督の狙いもおのずとわかろうというもの。

ビデオ女優の梶原恭子が「田原俊彦と寝た」と告白。その再現ビデオを村西監督が撮ったことでジャニーズ事務所と対立。以来、同監督はジャニーズ事務所に関するスキャンダル情報を買い取る運動を展開している。

北は覚せい剤で獄中につながれたという貴重な体験をもっている人物。味方につければジャニーズの体質を揺さぶる情報が出るかもしれない、というわけだ。

引用:サンデー毎日 1988.10.1

 

「光GENJIへ」のゴーストライターを務めた本橋氏によると、ジャニーズ事務所と敵対関係にあった村西氏がジャニーズの裏情報を募る中で北氏に目を付けたようです。

北氏は当初「そういうのは単なる噂で俺は知らない」と話していましたが、村西氏からマジシャンとして再出発する提案資金提供を受け、態度が変わりました。

もともと仕事上で付き合いのあった村西とおる監督が、所属タレントの梶原恭子と田原俊彦のスキャンダルを巡り、ジャニーズ事務所と敵対関係にあったんです。監督はジャニーズに一矢報いようと、電話回線を引いて「ジャニーズ事務所(秘)情報探偵局」を開設。ジャニーズの裏情報を募った。

その中に「北公次がジャニー喜多川と同棲していた」というものがあったんですよ。それでスタッフが1978年のフォーリーブス解散後、覚醒剤による逮捕を経て、地元の和歌山県田辺市で土木作業員をしていた公ちゃんを捜し出し、東京に連れてきた。

 

浅草ビューホテルで、生い立ちから逮捕まで聞いていったのですが、「ジャニー氏と親密な関係にあったというのは本当か」と何度か水を向けても、「そういうのは単なる噂で俺は知らない」とはぐらかされてしまう。それが変わったのが4日目の夜でした。

 

前日、監督と話しをしたようです。監督は、当時ブレークしていたMr.マリックを見て、ジャニーズに負けずにラスベガスなどで世界を相手に活躍できるのはマジックだと確信し、北公次にマジシャンとしての再出発を提案。資金提供も約束していた。監督は本気でした。「あなたは世界的なエンターテイナーとして生まれ変わるのだから、ここですべてをさらけ出して話すべきだ」という監督の情熱に公ちゃんもほだされたんです。

引用:【魚拓】本橋信宏氏がふり返る「北公次の告白」ジャニーズ性加害を見て見ぬフリしたメディアへの提言|日刊ゲンダイDIGITAL

 

出どころは不明ですが、以下のような記事もあります。

妻子に捨てられ、ヤケクソになっているところにとびこんできたのが、”アダルトビデオの巨匠”村西とおる監督の「もう一度、デビューしてみないか」という誘いだった。但し、それには条件があった。”ジャニーズつぶし”に加担するというものだ。

当時、村西は、田原俊彦と寝たというビデオギャルを起用して、再現ビデオを製作。それにジャニーズ事務所がクレームをつけて、ケンカの真っ最中だった。

そのケンカを発端に村西は”ジャニーズ110番”を設けて、”ジャニーズつぶし”に全力を注いだが、入ってくる情報は、キメ手を欠いたものばかり。それだけに、カウンターパンチが欲しかったのである。

妻子とヨリを戻すためにも、もう一度、芸能界で活躍できたらという、かすかな望みを持っていた北は、村西の誘いに乗ったのである。

 

また、「平本淳也のGOSSIP×GOSSIP」では、”大帝国に抹殺されてしまった北公次の悲しい結末!”というタイトルの記事に、北氏の「本心はただ芸能人として復活したかっただけ」「『ジャニーズがなんたらかんたら…』というのはみんな嘘というか建前」であったと書かれています。

70万部超「光GENJIへ」の北公次が「ジャニーのバカヤロー」と叫んでいても一部のマスコミ相手にしかならず、結局それは「ホモ」をされまくったことを言い触らした自分が恥ずかしいということに止まっていた。しかし元スーパーアイドルとしてはそれで終わるのは不本意だったらしく、「ジャニーズを潰す」とまで言い切って活動を続けてたんだけど、本心はただ芸能人として復活したかっただけのことだった。

このとき地方のテレビに出演したんだけど「ライブ活動」と「タレント」関係以外の質問は一切受け付けないとしていたんだ。つまり最初に言っていた「ジャニーズがなんたらかんたら…」というのはみんな嘘というか建前で、結局アイドルとしての自分に大きな未練がありこの機会になんとか復活したいという願いが大きかっただけ。

引用:平本淳也のGOSSIPxGOSSIP-9



出版理由は”ギャラに目がくらんだ”

フォーリーブスの自叙伝「抱きしめたい」で、北氏はギャラに目がくらんで本を出版したが、大きな過ちだったと書いています。

何か、ちゃんとした仕事をしようとしたけど、たいした仕事もない。お金もない、親も年をとってきた…。そんな捨て鉢な気分になっていた僕に、本を出版しないかという話が持ち込まれた。はっきりいって、ギャラに目がくらんでしまった。そのお金も、いわれたままの金額を、何も考えずに受け取った。相場とかインセンティブのことなどは、僕にはまったく分からない世界だったし、考えもしなかった。でも、本を出版したことは大きな過ちだった。結果的に、僕の華やかな人生を作ってくれた恩人を裏切る行為だった。

 

 

2002年に開催されたフォーリーブスのコンサートでは、北氏が「ジャニーさんに謝罪した。会って下さった。メンバーも一緒に頭を下げてくれ、許してもらい、復活出来ました。」と挨拶しました。

村西氏はXで『北公次氏は書籍「光GENJIへ」の出版で5000万円を手にしながら「あれは騙された」と豹変した』と投稿しています。

北氏と同様にゴーストライターによる暴露本を出版した豊川誕氏は自身のブログで、村西氏について「北公次先輩を苦しめた原因はこの男だと知りました」と述べています。

豊川氏のブログによると…

  • 北氏は暴露本のことで「死を招くほど嫌な思い」をし、村西氏に「従わなければならない自分に苦悩し続けた」
  • 北氏はジャニーズを「敵にしたり」、ジャニーズに対して「悪口など言いたくなかったのに」、「一般社会でどうしても上手くやっていけないので、そういう事を把握して」いる村西氏が、「沢山金が入るから」と北氏に言い、「ジャニーズにとっては反体制派になるような本を」出させた
  • 北氏は本当は「ジャニーズに感謝して」いたが、生活に困っていたため「ジャニーズの敵になりたくなくてもやるしかない、それしか生きていけなかった」

引用:2015年02月 : 豊川誕とみんな友達 公式ブログ

記事のタイトルは北公次/青山孝先輩に捧ぐ、全国のフォーリーブスファンよ村西に怒れ‼」で、村西氏への怒りが伝わってきます。



おりも政夫氏は「ただただ驚き」

元フォーリーブス・おりも政夫氏は、北氏の性被害告発に驚いたこと、自身は被害に遭っていないこと、ジャニーズのOBや現役を変な目で見ないでほしいことなどをインタビューで話しています。

解散後、それぞれが芸能活動をする中で、北が発売した自著でジャニー氏からの性被害を訴えた。おりもにとっては、寝耳に水の出来事でショックを受けたという。

「コーちゃんからは何も相談はなかったですし、ただただ驚きでした」

 

性加害は許されないことですし、被害に遭ったことを話されている方々のケアはとても大事です。ただ、コーちゃんは亡くなる直前まで『ジャニーさんに誤りに行きたい』と言っていました。そして、僕も含めて被害に遭ってない人たちも多くいるわけで、ジャニーズのOBや現役を変な目で見ないでほしいです

引用:元フォーリーブス・おりも政夫「ジャニーズのOBや現役を変な目で見ないで」 恩師ジャニー氏の性加害疑惑に思うこと | ENCOUNT



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