1988年、「フォーリーブス」のメンバーだった北公次氏は、ジャニー氏から受けた性被害などを綴った「光GENJIへ」を出版した。
出版までの経緯
AV監督・村西とおる氏のビデオに出演したセクシー女優が「私はトシちゃんと寝たことがある」と発言して大きな話題になった。
村西氏は同じ女優を使った第2弾のビデオを制作し、ジャニーズ事務所と敵対関係に。
ジャニーズに一矢報いようとした村西氏は「ジャニーズ事務所(秘)情報探偵局」を開設し、ジャニーズの裏事情を募った。
寄せられた情報の中に「北公次がジャニー喜多川と同棲していた」というものがあり、スタッフが北氏を探し出した。
村西氏と付き合いのあったフリーライターが北氏の取材を始めたが、当初は「ジャニー氏と親密な関係にあったというのは本当か」と聞いても「そういうのは単なる噂で俺は知らない」とはぐらかされた。
村西氏は北氏にマジシャンとしての再出発を提案し、資金提供を約束。「あなたは世界的なエンターテイナーとして生まれ変わるのだから、ここですべてをさらけ出して話すべきだ」と言われ、北氏はジャニー氏による性被害を告白。
フリーライターが北氏のゴーストライターとなって「光GENJIへ」を書き上げた。
ジャニー氏への謝罪と感謝
北氏は亡くなる直前、ジャニー氏への謝罪や感謝を述べていた。
フォーリーブス解散後、薬物で逮捕されお金に困っていた北氏は、ギャラに目がくらんで恩人を裏切ってしまったと後悔していた。
ジャニーズ事務所に所属していたことがある歌手の豊川誕氏のブログでは、生活に困っているジャニーズOBにお金を渡してジャニーズの悪口を言わせようとする人たちがおり、北氏もその一人だったと書かれている。
「公ちゃんも同じようにジャニーズを元から敵にしたり悪口など言いたくなかったのにター坊の時と同じで一般社会でどうしても上手くやっていけないので、そういう事を把握してて利用してジャニーズのウラブレタタレントを利用して村西が公ちゃんが沢山金が入るからと生活に困った挙句ジャニーズにとっては反体制派になるような本を出さざる負えなく、取材も含めジャニーズの敵になりたくなくてもやるしかない、それしか生きていけなかった、本当の自分はジャニーズに感謝してたんです。」
引用:豊川誕とみんな友達
同ブログ内では村西氏について、「北公次先輩を苦しめた原因はこの男だと知りました。」とも述べられている。
暴露本の内容は嘘だった?
フォーリーブス再結成時、北氏が”暴露本の内容は嘘だった”と話したという情報がある。
ただ、ソースが確認できなかったため、この記事で暴露本の内容の真偽を断定することは避ける。
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